浜松地域スタートアップ連携促進事業
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観光・シティプロモーション課 <データドリブン>

No.
18

AIで、観光を“再発明”する。〜データドリブンで創る、次世代のおもてなし〜

現在の状況/解決したい課題

浜松市を、旅行者に「選ばれるデスティネーション」へ

日本全体がインバウンドの活況に沸く中、私たち浜松市も、海外からの観光客誘致を重要な成長戦略と位置づけ、力を注いでいます。しかし、その熱意とは裏腹に、全国的なブームに乗り切れず、大きな機会損失が生じているのが偽らざる現状です。

なぜ、この差が生まれるのか。

その最大の原因は、私たちのインバウンド戦略が、いまだに“勘と推測”に大きく依存していることにあります。国のマクロな統計や、一部の宿泊施設からの任意回答といった、断片的で解像度の低いデータしかなく、「なぜ観光客が増えたのか、減ったのか」という問いに、私たちは明確な答えを持てていません。

私たちの街を訪れる旅行者は、一体誰なのか。

団体か、個人か。家族か、一人旅か。何に期待し、どこを訪れ、何に満足し、何に不満を感じているのか。インバウンド客の具体的な人物像(ペルソナ)は、厚いベールに包まれたままです。

この“暗闇の中を手探りで進む”ような状況を、根本から打破したい。

インバウンド客の解像度を極限まで高め、データに基づいた「確信」へ。

実現したい未来/理想とする状態

“勘”に頼ることのない、データドリブンな観光戦略

データで旅行者を深く理解し、最高の体験を提供し、その感動が新たな旅行者を呼ぶ

旅行者のペルソナは、最も大切な顧客像です。AIが提供する深いインサイトにより、私たちは、誰が、何を求めてこの街を訪れるのかを、解像度高く理解できる。

この確かな理解に基づき、私たちのアクションは、的確で、効果的になります。

「施設の整備」は、旅行者が本当に求める体験を先回りして創り出す、戦略的な投資へと変わり、「PR活動」は、不特定多数への呼びかけではなく、ターゲットの心に深く刺さる、パーソナライズされたメッセージの発信へと進化します。

そして、訪れた旅行者は、期待をはるかに超える体験に感動し、その熱量が、SNSや口コミを通じて世界中へと自然に拡散されていきます。

広告費を投下しなくても、満足した旅行者自身が、次の旅行者を呼び込む、最強のセールスパーソンとなる。この「満足度の好循環」により、私たちの街を、世界中から「選ばれ、愛されるデスティネーション」になっている未来が理想です。

活用できるリソース

(応相談)面談時に希望をお聞かせください。

連携プロジェクトのイメージ

AI技術活用によるインバウンドデータの収集・分析(本市、人気ツアーとの比較)

・海外旅行会社のWEBサイト等からのツアー本数や人数把握

・観光施設の口コミ分析によるPRポイント、改善ポイントの整理

・市内観光周遊状況、消費額、旅行形態など

・AIを活用したインバウンド戦略の策定及び施策(ターゲット、手法、時期など)

・国毎の注力すべき旅行会社のリストアップとAIによる当該旅行会社向けのセールス資料の作成。

<参考>

2025年度のターゲット:中国、台湾、香港、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、インド、アメリカ、オーストラリア、欧州

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