
はままつフルーツパーク時之栖において、果樹の管理・運営に関する複数の課題に直面しています。
まず大きな課題となっているのが「果樹の老木化による収穫量の減少」です。果実の品質低下や収穫数の減少が進んでおり、当園の主要な魅力である「収穫体験」の受け入れ可能人数に直接的な影響を及ぼしています。
また、「労働力不足」も深刻な問題です。剪定などの生育管理には多大な手間がかかりますが、必要な人員の確保が難しく、特に繁忙期におけるスタッフへの作業負担が大きく増大しています。さらに、果樹管理に関する専門的な知識や技術の継承に課題を抱えており、気候変動(温暖化)に対応した品種選びや、栽培方法の改善に必要な情報・ノウハウが十分に蓄積されていない現状があります。
私たちが目指すのは、持続可能な果樹管理体制を構築し、フルーツパークとしての魅力をさらに高め、発展させていくことです。
適切な老木対策によって収穫量を安定させ、高品質な果実の安定供給を行う事で、お客様に満足いただける収穫体験を維持・拡大したいと考えています。同時に、省力化技術やICTを活用した管理システムを導入し、限られた人員でも効率的かつ無理なく作業ができる最適化された環境を整えます。
さらに、ICTを用いた病害虫の特定・対策により薬剤の使用量を削減し、健全で自然に優しい樹園を維持していくことも重要な目標です。
その他、伐採した老木を活用した新商品・サービスの開発や、地域資源と連携した新たな観光コンテンツの創出など、果樹園の枠を超えた新しいビジネスモデルの展開も期待しています。
応相談:面談時に希望をお聞かせください。
課題解決に向けて、以下のような技術やアイデアを持つパートナーとの共創を想定しています。
・スマート農業・ICT管理システム:果樹の生育状況や病害虫の発生をデータで把握・特定し、作業の最適化や薬剤削減に貢献するソリューションの実証。
・省力化・負担軽減テクノロジー:剪定や収穫など、手間のかかる作業を効率化・省力化できる栽培システムやアシスト技術の導入。
・アップサイクル・新ビジネス創出:本来廃棄される伐採済みの老木を資源として有効活用した新商品開発や、地域資源と掛け合わせた新たな観光体験・サービスづくり。
浜松市は、農業産出額が全国6位と農業が盛んな地域であり、三ケ日みかんをはじめとした果樹の生産も盛んです。
そのような中で、市民やその他の方々に、農業に気軽に触れていただくための施設がフルーツパークです。楽しい農業、かっこいい農業の推進に皆様のお力をお貸しください。
※現在、指定管理者である株式会社時之栖により管理運営されている施設です。各種事業を行う際は、浜松市及び株式会社時之栖との調整が必要となります。