浜松地域スタートアップ連携促進事業
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ウェルネス推進事業本部 <スマホアプリ>

No.
7

新しい健康習慣〜野菜摂取量を“測る”という新常識〜

現在の状況/解決したい課題

日本人の野菜不足は、今や国民的な健康課題です。

国が掲げる1日の摂取目標350gに対し、実際の平均摂取量は約250gと大きく下回り、その差は広がり続けています。(※1,2) この傾向は浜松市においても例外ではなく、事態は深刻化しています。(※3)

科学的にも、野菜摂取量の不足が、全死亡リスクの上昇や、循環器系疾患、メタボリックシンドロームといった生活習慣病に繋がることが、数々の研究で示唆されています。(※4,5)

では、なぜこの課題は解決されないのでしょうか。

私たちは、その大きな原因の一つに「自分の野菜摂取量を、誰もが手軽に知る手段がない」ことにあると考えています。

近年、野菜摂取量を数値化する機器も登場しましたが、高額であるため、血圧計のように一般家庭に普及するには至っていません。自身の野菜摂取状況を知る機会は、極めて限定的なのです。一方で、人々はスマートデバイスとアプリを使い、自らの健康データを日常的に管理することに慣れ親しんでいます。この追い風を受け、私たちは「血圧を測るように、野菜摂取量を測る」という新しい習慣の創出を目指します。

参考情報・資料

◎参考文献/情報

※1 厚生労働省:健康日本21(第二次)最終評価報告書

※2 厚生労働省:国民健康・栄養調査(令和5年)

※3 健康はままつ21

※4 「多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究

  (主任研究者:澤田 典絵 国立がん研究センターがん対策研究所)国際学術誌「Journal of Nutrition」(2022年)

※5 血清総カロテノイドおよび野菜摂取量と相関する皮膚カロテノイドレベルと、循環器系疾患及びメタボリックシンドロームの生体マーカーとの関係

  国際学術誌「Journal of Nutrition」(2020年)

実現したい未来/理想とする状態

「測定の壁」を打ち破る、小型・低コストな測定機器と、日々の記録が楽しくなるスマートフォンアプリを開発し、人々の食生活に行動変容を促す。

目指すのは、病気になってから治すのではなく、誰もが病気になりにくい社会の実現です。

活用できるリソース

(応相談)面談時に希望をお聞かせください。

連携プロジェクトのイメージ

◎デバイス・アプリの開発

・家庭でも非侵襲的に野菜摂取量が確認できるような、取り扱いが簡便な小型で低コストの機器の開発。

*利用者は測定結果をスマートフォンのアプリで連携し、自己データ管理が可能

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