・カーボンニュートラルの達成に向けては、省エネルギーの徹底や再生可能エネルギーの導入が基本となるが、それでも削減できない分については、クレジットの活用や炭素除去によって相殺する必要がある。
・炭素除去方法としては、植林や森林再生等があるが、森林ポテンシャルの活用以外に、ブルーカーボン(海洋植物が吸収し海底に長期間貯留する二酸化炭素)管理や、バイオ炭(バイオマスを炭化し炭素を固定する技術)、BECCS(バイオマスの燃焼により発生した二酸化炭素を回収・貯留する技術)やDACCS(大気中の二酸化炭素を直接回収し貯留する技術)の領域における新技術の実用化が求められる。
参考情報・資料
・低コストで信頼性の高い炭素除去に関する技術を確立し、カーボンニュートラルに貢献する。
・官民連携、企業間連携により、様々な実証を通じて、革新的な技術を開発してイノベーションにつながるビジネスモデルを確立する。
(応相談)面談時に希望をお聞かせください。
活用したい技術
・海草・海藻類において二酸化炭素吸収量を精度良く測定する技術。
・BECCSやDACCS等、二酸化炭素を選択的かつ効率的に除去する技術など炭素除去に寄与する技術。
想定する連携プロジェクト
・一定期間内にわたって海草・海藻類の成長量を測定し、二酸化炭素吸収量を推定する。
・排ガス発生場所(下水処理場等)において、二酸化炭素を回収可能な試験機を設置し、最適な回収条件を整理する。
現在、課題解決のアイデアやご提案を募集しております。